東日本大震災 災害ボランティア活動
東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
平成23年5月19日から27日迄の8日間の宮城県本吉郡南三陸町での災害ボランティア内容です。
ボランティア活動受付が8時30分からはじまるのでそれに合わせた宿舎を出発。
受付時に希望する作業別に割り振りされ現地に行きました。
- 1~2日目
- 被災地から集められた写真の洗浄と乾燥そして、持主への返還の為旧中学校で展示準備作業を行いました。この敷地に仮設住宅5棟が建設中でした。
- 3日目
- 最終地付近で民家の前の側溝がガレキや土砂で詰まって生活排水が流れない為、ガレキの撤去・土砂上げ・清掃を行いました。
- 4~5日目
- 海抜20m以上の高台にある町営住宅の法肩が地震によりクラックが入って少し崩れた為、土留をする作業。4日目は少し離れた海岸に行って土嚢に砂を詰め、土留材料をガレキの中から探して運搬しました。5日目は土留をして土嚢を積む作業を行いました。
この日にNHKが取材をしたいとボランティアセンターから連絡があり、作業状況の撮影とインタビューを受けました。そのことが当日の夜のニュース(ローカル仙台NHK)で放送されました。
- 6日目
- 南三陸町志津川から北へ10km位の歌津という所の海から一山隔てた裏側の民家で1階の天井近くまで津波にあった床下の土砂を集積して土嚢袋に詰めて搬出する作業でした。
床の高さが30cmと低く畳15畳分くらいの広さを4人で行って午後2時過ぎまでかかりました。
作業が終わって帰る挨拶をした後、この家のご主人の千葉さんがお礼を述べられた時感極まって涙を流されて4人みんなに握手を求められみんなも役に立ったと実感して感動しました。
- 7日目
- 志津川町の高台で海や町内が一望できる畑のガレキ等の撤去作業でした。高さが海抜20m位ありそうな高さですが、畑の奥に津波で押し上げられた車が数台転がっていました。
ここまで津波が来たのかと思うと津波の高さに改めてびっくりしました。
- 8日目
- 歌津の県道沿いで側溝がガレキと土砂で詰まっている為、避難所の生活排水が流れないのでガレキ・土砂の撤去と清掃を行いました。ここでは避難所の方達がわれわれボランティアの昼食(約30人分)を食べるようにと用意してくれていました。
それも避難所で食べるようにと場所まで確保してくれました。これには頭が下がりました。
- 18日~19日
- 熊本滞在地から大阪(本社)への移動。
活動状況写真(水色の作業服が当社社員)
南三陸町志津川 ベイサイドアリーナにある災害ボランティアセンター
4日目 土留材料の調達をする海岸(南三陸町歌津地区)
土留用の土のう作成状況
5日目 町営住宅の土留作業状況
5日目 町営住宅の土留作業をNHKが取材
6日目 歌津地区の民家の床下土砂清掃状況
床下土砂清掃をした家の御主人と
7日目 志津川地区の高台にある畑の瓦礫撤去作業
7・8日目 志津川地区県道沿の側溝泥上げ作業状況
歌津地区県道沿を避難所
歌津地区県道沿を作業したボランティア達と