- 会 長 : 加 田 一 之
- 副会長 : 須 崎 保
- 事務局:株式会社セリオス内
- 〒541-0048 大阪市中央区瓦町2-4-10-5F
- 担当 吉田信一
- TEL 06-6222-1451 FAX 06-6222-1452
- E-mail : sy.yoshida@serious.co.jp
- : info@serious.co.jp
1)活動計画概要
1-1 活動場所
大阪府営山田池公園 津之木山地区・春日山地区
1-2 山田池公園周辺位置図
交通機関京阪本線:枚方市駅北口から京阪バス出屋敷(約20分)下車、南東へ徒歩約20分
JR学研都市線:長尾駅から京阪バス出屋敷(約10分)下車、南東へ徒歩約20分
JR学研都市線:藤阪駅から北西へ徒歩約20分
1-3 大阪府山田池公園
山田池公園管理事務所等施設
公園管理者大阪府都市整備部公園課府営公園グループ
大阪府枚方土木事務所都市みどり課
山田池公園指定管理者ハートフル山田
代表法人(財)大阪府公園協会 山田池公園管理事務所
〒573-0167 枚方市山田池公園1-1
TEL 072-851-4761 FAX 072-866-6132
活動場所
津之木山地区・春日山地区
(公園管理事務所が指定する場所)
2)活動計画
2-1 活動場所
『ナラ枯れ』防除ボランティア活動は、下図の津之木山地区周辺とします。
2-2 活動期間
平成25年4月から11月中旬頃(予定)
2-3 活動日時
日程 : 1~2週間に1回程度、土・日・祭日の何れか(昨年の実績参考)
時間 : 8:30~14:00迄(作業は基本的に午前中。但しスタート時・終了時5時頃迄)
人数 : 5~10人程度を予定しています。
※注 時間及び人数は、日によって変動します。
3)作業計画
3-1 作業方針
ボランティア参加人数に制約もありますので、津之木山地区でのカシナガ防除樹木数は、トラップ設置:50本・防虫ネット被覆60本程度とします。
1.ペットボトルトラップ(捕虫器付)150組(1ヵ所当たり:30段トラップ+捕虫器1セット)
2.防虫ネット被覆(巻付け)60基程度
着手前に防除する樹木を特定・選別をします。
3-2 樹木の踏査・選定からカシナガ捕獲頭数確認
1.昨年、カシナガの被害(穿孔アタック)にあったと思われる樹木を、踏査・選木する。
ラップ被覆している樹木、燻蒸処理していない樹木にトラップを設置する。
(燻蒸処理している樹木は公園管理事務所に確認する)
2.幹回りの大きい樹木を中心に選別し、トラップ設置か防虫ネット被覆かを仕分けをし、樹木番号を付ける。統一番号にし、トラップには枝番号を付けて管理剃る。
・目通り高さ1.2mを基準に幹周りを測定し記録する。また、公園管理事務所が調査しつけている管理番号も併せて表示する。
3.先ず、カシノナガキクイムシ調査シート(かしながホイホイ)を適宜設置し、カシナガの飛来を確認したらトラップを設置する。
かしながホイホイ
調査シート:1042mm×305mm 4等分
小鳥等の飛来により、粘着剤に絡まわらないようにするため、金網防護を施す。
活動開始予定4月27日(土)設置
(設置後はカシナガの飛来確認を頻繁に行う)
4.トラップを設置したら必ず、廻りの樹木(1~2本程度)に防虫ネットで被覆する。
防虫ネットは1.8m程度とし、根本までしっかり隙間が無いよう被覆する。
(ネット被覆すると穿孔しづらくなり、トラップを設置した樹木に移る)
5.1~2週間に1回程度、カシナガの飛来確認を行う。
・6~7月のピーク時は、フラス発生を伴うので特に頻繁に行う。
6.トラップを設置した樹木については、1~2週間程度に1回でカシナガの捕獲頭数を確認する。
7.カシナガの頭数確認後、捕虫器のエタノールを補充する。
※注 昨年の実績により、容量・重量等での捕獲頭数確認も検討する。
8.定期的に見廻りを行い、トラップ・捕虫器等の設置状況を確認する。
3-3 トラップ・防虫ネットの設置
30段+捕虫器を1セットとします。
現在、昨年使用分が90セット(樹木30本分)保管しています。
現在昨年の協力者とペットボトル回収を行なっており、順次残りのトラップを作成します。
昨年の作業状況(本年もほぼ同じ作業になります)
「ナラ枯れ」勉強会
トラップ作成状況
京都府立大学トラップ作成指導状況
「ナラ枯れ」勉強会
トラップ作成状況
3-4 トラップの設置方法・状況
作業内容状況
ペットボトルトラップ設置
(2m以上ありますので脚立が要ります)カシナガ捕獲・捕虫器回収
(各種の備品が要ります)防虫ネット
防虫ネット被覆
(2m以上ありますので脚立が要ります)
4)トラップ配置計画
4-1 昨年の実績を基に作成しました
トラップは設置する前に、周辺の状況・方角等を考慮して設置する。
ペットボトルトラップ設置パターン
ペットボトルトラップ設置については、基本的に下図のパターンで設置した。
カシナガの飛来(活動)は朝方、光が射し出すと始まると聞き、かもしか会で考えて設置した。
樹木を基準に、東側から(1)・(2)・(3)・・・と時計回りに番号を付けた。
1.樹木の直径が30㎝以上は、トラップを3本(1本30段)設置。
2.30㎝以下の場合は2本設置。
3.樹木の本数が2~3の場合は、全体間隔により調整した。
(注)設置のパターン図であり、諸条件により捕獲数は違ってくる。
諸条件
樹種別によるもの
(カシナガの攻撃を受けやすい樹木)
日の出時の陽の射し方
(枝・葉による阻害、周辺樹木の密度など)
樹木による外因
(樹液を出している木、蜂等が巣を作る木など)
5)配置トラップの確認とカシナガ頭数確認
下図のように、防虫ネット被覆木及びペットボトルトラップ設置木には、種別毎に番号を付けて管理する。
周回道路に面した場所のトラップ、人目に付かない場所にあるトラップは、第三者にによる悪戯・盗難等が考えられるので、定期的に巡回監視を行う。
前年度と同じ様式で集計する
カシノナガキクイムシ体長5mm程度
カシナガ捕獲頭数カウント
カシナガ捕獲頭数カウント
6)活動上の注意事項等
6-1 ボランティア登録制
山田池公園管理事務所にボランティア登録をしています。
昨年のカモシカ会の『ナラ枯れ』防除活動報告書も提出しています。
平成25年度活動計画書を公園管理事務所に提出しています。
6-2 公園内での注意事項の順守
1.届け出た地区以外では、活動を行わない。
2.一般の入場者が多いので言動には十分注意する。
3.ボランティア活動中の問題点(苦情等)が発生した場合は速やかに管理事務所に報告する。
4.園内の地物については、むやみに触らないようにする。
5.公園内の禁止事項は順守する。
6.公園管理事務所と取り交わした『覚書』事項についても順守する。
6-3 備品等について
備品等について基本的には、かもしか会が用意します。(お願いする場合もあります)
現地に持ち込む備品資材等1.ペットボトルトラップ約5000個設置後は補修用としてストック
2.捕虫器約160本設置後は補修用としてストック
3.防虫ネット約150m設置後は補修用としてストック
4.エタノール薬剤約1斗缶:10缶(200リットル)2缶詰づつ搬入予定
5.バケツ、金網トレイ
6.道具箱(ガンタッカー・ハサミ・カッター他)
7.机・椅子(カシナガ頭数カウント用)
8.その他
以上の備品を、津之木山地区内の人目に付かない所に、倉庫を設置し保管します。
倉庫の大きさは、GC35 間口1,484 奥行887 高さ1,880(mm)
『ナラ枯れ』ボランテイア活動案内板設置ついて
トラップへの悪戯・盗難等の防止及びナラ枯れ発生の啓発として、トラップ・防虫ネットを設置した場所には、下記のような活動案内板を貼ります。